子育て

「イヤイヤ期」って何?【イヤイヤ期の期間・対応を保育士が解説】

 

ついに、うちの子「イヤイヤ期」になったみたい・・・
噂には聞いていたけど、本当に何を言っても、何をしても「イヤイヤ」ばかり。
ついイライラしちゃう。いつまで続くんだろう・・・

 

心穏やかな子育てを目指しているはずなのに、なんでこうもうまくいかないんだろう。

 

あれも「いや」これも「いや」あっちも「いや」こっちも「いや」

 

「もーーーじゃあどうするのよ!?」「もう知らない」とイライラ。

こんなはずじゃなかったのに・・・私ってこんなに怒りやすい性格だったっけ

 

と悩まれている方もいるんじゃないでしょか?

 

大丈夫です。それ、普通です。

 

保育士である筆者も、イヤイヤしまくる我が子にイライラしました。

 

 

いかにして乗り切るかだけを考えましょう。

 

 

保育士として、たくさんの子どもの、さまざまなイヤイヤパターンを見てきた筆者が、

イヤイヤ期の原因、期間、対処法などについてお話します。

 

LiLIアイコン

 

 

この記事の作者

  • 保育士経験5年以上 現役子育てママ
  • 頑張らない育児でも、子どもはバイリンガル

 

子どものイヤイヤ期は、親のイライラ期。

うまく「イヤイヤ」を交わして、なるべくストレスを減らしましょう。

 

イヤイヤ期っていつからいつまで?

 

「イヤイヤ期」とはいつからいつまでのことなのでしょうか?

 

イヤイヤ期の始まりは?

「魔の2歳児」という言葉、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

イヤイヤ期のピークは2歳頃、とされていますが

1歳半頃から、イヤイヤ期を感じ始める人が多いです。

 

発達にも個人差があるように、イヤイヤ期にも個人差がありますし、感じ方も人それぞれです。

「イヤイヤ期はなかった」という方もいるかもしれません。

 

「もしかして、イヤイヤ期?」そう思った時が、イヤイヤ期の始まりかもしれません。

 

イヤイヤ期はいつ終わるの?

 

毎日毎日「イヤイヤ」ばかりで、疲れた・・・

いつ終わるの?

 

イヤイヤ期の終わりも、個人差や感じ方によって大きく違ってくるので

何歳になった!「やったー!イヤイヤ期終わった」となることはないでしょう。

 

しかし、ゴールが見えないと辛いですよね。

多くの方は、3歳〜3歳半頃に「あれ、そういえばちょっと落ち着いてきたかも」と感じるでしょう。

 

イヤイヤ期の期間も、イヤイヤの仕方もいろいろなパターンがあります。

「うちの子は、こういうパターンね」と受け止めて、いかにして乗り切るかを考えましょう。

 

なぜイヤイヤするの?

 

そもそも、なんで「イヤイヤ」するの?

「イヤイヤ期は成長の証」とも聞くけど・・どういうこと?

 

イヤイヤ期の泣いているこども

 

1歳半頃になると自我が芽生えます。

自我とは、「自分」というものが分かるようになり、自己を主張し、自分にこだわる心の動きです。

 

つまり、イヤイヤ=自己主張 です。

自分の思いや、欲求、自分というものを他者にアピールしたいのですが、

その方法が分からない、うまくできないのです

とにかく「イヤイヤ」泣き叫んで、「これでもか」と自分をアピールしているのです。

 

1歳半頃から「イヤイヤ」が始まり、3歳前後で少しずつ収まってくるイヤイヤ期ですが、

その「イヤイヤ」の原因も、年齢や発達によって少しずつ変わっていきます。

 

1歳半〜2歳頃のイヤイヤ期 (前半戦)

 

先ほど、記述したとおり、

自我の芽生えによる自己主張が「イヤイヤ」です

 

「自分」と「自分以外」を区別できるようになるため、

「自分以外」の人からの提案や、行動は「なんか違う」のです。

 

喉が乾いてお茶を飲みたい「自分」

暑いから、お茶飲んでねの「自分以外」

お茶を飲むという同じ行動でも、

自分以外の人から言われるとそれは自分の意思ではないと感じ「いや」なのです。

厄介ですね・・・

 

さらに厄介なのは、自分でも何がイヤか分からないことが多いということです。

 

「なんかイヤ」「なんか違う」「イヤイヤで自己主張したい」

と、イヤイヤする本人もよく分かっていないことが多いので、

親は「じゃあ、どうしたらいいのよ」と聞きたくなります。

聞いたところで、本人もわかりません。

 

 

「イヤイヤ」をしているうちに、「イヤ」が口癖のように

むしろ、まだ何も言っていない、何もしていないのに

顔を見ただけで「イヤ」というかもしれません。条件反射だとでも思っておきましょう。

 

 

2歳半頃〜のイヤイヤ期 (後半戦)

 

1歳半頃からのイヤイヤ期(前半戦)とは、少し原因やタイプが変わってきます。

 

身体的に発達する分、体力も力もあり

イヤイヤする子を抱えて帰るのは難しくなります。

 

でも、1歳半頃のイヤイヤ(前半戦)と比べてみると、

原因が少し分かりやすくなっているでしょう。

 

1歳半〜の前半戦の時は、

「なんかイヤ」「なんか違う」「イヤイヤで自己主張したい」

と、イヤイヤする本人もよく分かっていないと前項で書きました。

 

2歳半頃のイヤイヤ(後半戦)は、

「自分でやりたい」「こうしたかった」など理由が出てきます。

 

原因がある分、「じゃあ、こうする?」と歩み寄ることができます。

ただ、頑固な面も出てくるので

1度イヤイヤスイッチが入ると、後には引けません・・・

 

結局、厄介ですね(笑)

 

 

イヤイヤにどう向き合う?対応の仕方は?

 

前項でイヤイヤ期が、2種類あることをお伝えしました。

  • 1歳半頃〜のイヤイヤ(前半戦)
  • 2歳半頃〜のイヤイヤ(後半戦)

では、それぞれの対応の仕方を考えていきましょう。

 

イヤイヤ期に向き合う親

 

1歳半頃〜のイヤイヤ期(前半戦) の対応

 

本人も、よく分かっていないイヤイヤの場合、

「こうするの?」「どうしたの?」「これはイヤだったの?こっちに変えたよ」など、

ありとあらゆる方法を試しても、怒っても、意味がないことが多いです。

だって、理由がないんですからね。

 

・・・じゃあ、どうする?

 

気をそらしましょう!

 

「あ、飛行機だよ、ほら」と空を指差してもいいでしょう

「あれ、なんか聞こえなかった?シー。何だろうね、見に行ってみよう」

 

などなど、なんでもいいです。

とにかく、その状況、その場から離れられれば

イヤイヤしていたことを忘れて、コロッと気が変わるのではないでしょうか。

 

 

1つ気をつけて欲しいのは、お菓子や動画などで釣るのは

未来の自分の首をしめることになるので、できるだけ避けましょう。

 

イヤイヤする=お菓子がもらえる、イヤイヤする=動画が見れる

と学習してしまう為です。

 

「イヤイヤしたら、お菓子がもらえる」など学習してしまうと、

結果として

イヤイヤする回数が増えてしまい、保護者の方も辛くなります。

 

もちろん、その時がおやつの時間だったらOKです。

時計を見て、

「あ、もうおやつの時間だ。ママ、おやつ食べよっかなー」と嬉しそうに言うといいかもしれません。

 

 

 

2歳半頃〜のイヤイヤ期(後半戦) の対応

 

まずは、イヤイヤの原因を探しましょう。

原因に合わせて、対応を変えてみると上手くいくかもしれません。

 

自分でしたい

 

やりたいようにやらせてみましょう。

大人から見れば、無謀なことも、絶対こっちの方がいいと思うことも

「やってみたい」のです。

 

やってみたら、やっぱり上手くいかず、また泣くかもしれません。

 

でも、それなら次のステップに進んであげればいいのです。

「悔しいね、一緒にやってみる?」など、

悔しい気持ちに寄り添いながら、もう一度挑戦できるように声をかけてみましょう。

 

少し手助けしたり、次は成功できるように気がつかれないよう、こっそり手伝ったりしてあげるといいでしょう。

 

ただ、何でもやらせればいいと言うわけではありません。

危ないことや人に迷惑がかかることなどは、ストップをかけましょう。

冷静に判断し、できないことは

「それは、○○だからできない」と理由とともに伝えましょう。

 

自分で決めたい

 

「自分」が大切になり、

自分の思い・判断で行動したいという気持ちが強くなっています。

 

用意された洋服はイヤ、

パンを用意されたら「ご飯がいい」

言われたことはやりたくない

と、とにかく自分で決めたこと以外を嫌がります。

 

「どの洋服がいいかな?」とお店屋さん気分で自分で選ばせたり、

「どっちが好き?」と選択肢を用意したり、

「自分で選んだ」と感じられるようにしてあげるといいでしょう。

 

真夏に、長袖の上着を着たいというかもしれません。

「その上着、素敵だもんね。でもちょっと暑いと思うよ?」

と、気持ちを受け止めつつ、大人の意見も伝えてみます。

 

それでも、「着る」と言うならば、

着ちゃいましょう。

 

「暑いと、顔がタコさんみたいに真っ赤になっちゃうから、暑くなったら言ってね」と一言添えておきましょう。

真夏に長袖の上着を着て、満足そうに外に出ていくと

それはもう、暑くて「やっぱり脱ぐ」「タコさんになった?」と言うのではないでしょうか。

 

「小さいことは気にしない」

悟りを開いた気持ちで、子どもの面白さを楽しんでしまいましょう。

 

 

 

目的がはっきりしている

 

お店で「おもちゃが欲しい」

家に入るのを嫌がり「まだ車をみたい」

など、「こうしたい」という目的がはっきりしている時は

 

まず、「そうなんだ〜」と気持ちを受け止めます。

「あれ、私の気持ち分かってくれるの?」と感じ少し、表情が和らぐかもしれません。

 

そのあと、

おもちゃを欲しがるなら、

「でも、これ高いんだよね〜。お金持ってないんだ」と残念そうに、言いましょう。

そして、その場を離れるのみです。

 

「車をもっとみたい」場合は

「1つ見たら、帰ろう。何色の車かな〜?」と楽しい気分にしちゃいましょう。

 

通った車が赤い車だったら

「赤い車だったね、あ、赤い車お家にもあるね」

など楽しい気持ちが続くように声をかけながらさりげなく

家の中に誘導しましょう。

 

眠い、疲れた、機嫌が悪い

 

まだまだ、この世に生まれて2年ほど

本能のままに生きている子ども

 

眠い、お腹すいた、疲れた、暑い、

とにかく不快なことは嫌。とにかく機嫌が悪い。

 

大人だって、態度には出さなくても

生産性が下がったり、イライラしたりしますよね。

 

そういう時は、しょうがないと割り切って

靴も脱がせて、手も洗ってあげ、抱きしめて、ご飯も食べさせてあげて・・・と

いつもより、マイナス6ヶ月、マイナス1歳の子だと思って接しましょう。

 

 

イヤイヤ期は、一つのことをするのに時間がかかります。

1つ進んだと思ったら、またすぐ突っ掛かります

忙しい毎日で、「もう」「早く」と焦るでしょう。

いつもの時間より30分、余裕を持つと、気持ちにゆとりが生まれます。

「いつもの時間」+「イヤイヤ時間」で行動してみましょう。

 

 

イヤイヤ期との向き合い方 まとめ

 

イヤイヤ期ストレス発散にスイーツ

 

イヤイヤ期は、

そういう時期、成長の過程、子どもにとって大切な時期・・・分かってはいる

でも、それと毎日向き合う親は本当に大変ですよね。

 

ストレスが溜まって、イライラして当然です。

 

イヤイヤ期の子どもと一緒にいる、それだけで大仕事。

美味しいスイーツでも自分へのご褒美にして、ストレス発散しながらこの時期を乗り越えましょう。

 

長い長い人生の中で

訳もわからず「イヤ」と泣いて、ひっくり返って、暴れられるのはこの時だけ。

恥じらいが出てくる小学生も、

大人になったあなたも、「イヤイヤ期」の子どものようにイヤイヤはなかなかできません。

 

「毎日子どもがイヤイヤばかりで、ストレス溜まっていますよね、いいですよ、同じようにイヤイヤしちゃってください」

と言われても、あんなに全力ではできないでしょう。

 

長い人生の中のたった数年

「お、やってるやってる。がんばれー」と客観的に見てみると、ちょっと気が楽になるかもしれません。

 

-子育て
-

Copyright© 楽らく知育ブログ , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.