子育て

子どもの「片付けない」を解決。【自分で片付ける子に育つ3つのコツ】

 

きれいな部屋で過ごしたいのに、

さっき掃除したばかりなのに、

すぐ部屋中がおもちゃでいっぱいに・・・

 

ごちゃごチャした部屋を見るとイライラして、

ついつい「片付けなさい」と怒ってしまうことありませんか?

 

子どもがいる家庭では日常茶飯事、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。

 

 

いつも部屋はおもちゃでいっぱい。子どもが片付けなくてイライラ。

どうしたら、自分から片付けられるようになるんだろう。

 

子どもが片付けをしない理由知っていますか?

正しい片付けの環境作りと関わりで、

片付け上手な子に育てましょう。

 

 

この記事の内容

  • 子どもが片付けをしない3つの理由
  • 片付けは何歳からさせる?
  • 自分で片付けられる子に育つ3つの方法

 

保育士経験5年以上の筆者が、

子どもが自分で片付ける子に育つ方法・コツを教えます。

 

「子どもの片付けない」を解決。

片付けを始める年齢から、片付けの教え方、片付けをしたくなる部屋づくりまで解説します。

 

片付けを毎日の習慣に。

 

この記事の作者

  • 保育士経験5年以上の現役子育てママ
  • ゆる育児でも、子どもはバイリンガル

 

片付けは、大人になっても必要なものにも関わらず、

「片付けの方法」を習ったことがある人は少ないですよね。

 

幼児期から、片付けを正しく行い、片付け上手になりましょう。

 

 

 

 

 

子どもが片付けをしない3つの理由

 

 

片付けという概念(片付けをする意味)がない

 

子どもは、常に「楽しいこと」「面白いもの」「気になること」を求めています。

そして、それを見つけると「今すぐやりたい」と、目的のものに一直線に突き進みます。

 

これで遊んでいたと思ったら、次の瞬間には違う遊びをしている

「遊び終わった物を片付けてから、次のおもちゃ出しなさい」と言いたくなりますよね。

 

でも、子どもにとっては、その遊びが終わった瞬間は

もう、次の「面白いこと」を見つけ、気持ちはその中に入っている状態なんです。

 

もう次のことが始まっているのに、前に戻って片付けるなんて・・・イヤですよね。

 

そのことが分かっているだけで、少し心が軽くなりますよね。

 

 

また、子どもは「片付け」の概念、「片付けをする意味」を分かっていません。

片付けって何?

なんで片付けをするの?

 

意味がないことを、子どもはやりたがりません。

 

では、

なぜ「片付け」をするのでしょうか?

  • 片付けをしないと、おもちゃがなくなったり、壊れたりするから
  • 部屋がきれいだと気持ちがいいから
  • 片付けをしておくと、次使うときに出しやすいから

 

これらは、すべて未来のことですよね。

子どもは常に、「いま」を生きています。

 

「未来」をみて、考えて行動できるようになるのは、早くて、5歳頃。

 

子どもが片付けをする意味を感じない理由が、少し分かったでしょうか?

 

 

片付けのしくみ・環境が整っていない

 

大人でも片付けが苦手という人は多いですよね。

 

片付けを簡単に行うためには、2つのポイントがあります。

 

1.「物の定位置がある」

 

「物の定位置」がなかったら、使い終わった場所に置いておくことになります。

次に使う時、「どこだったかな」と探すことから始めなくてはなりません。

 

2.「めんどくさくない」

 

クローゼットの戸を開けて、

引き出しを出して、

蓋を開けて、

物をしまう・・・

 

工程が多ければ多いほど、めんどくさいですよね。

 

もちろん、子どもも同じです。

 

分かりやすく、簡単にできることが重要です。

特に子どもは、大人よりも不器用です。集中力も短いでしょう。

 

  1. おもちゃの片付け場所がはっきりしていて、分かりやすいこと
  2. 簡単にできること

 

この2つが整っていないと、子どもにとって「片付け」が難しいことになってしまいます。

 

 

次の項目「自分で片付ける子に育つ3つの方法」のなかで詳しく解説します。

 

 

片付けが楽しくない

 

子どもは「楽しいこと」しかしません。

 

子どもが片付けをしないのは、「楽しくないから」です。

 

遊びを中断させられた、

遊んでいるのに、終わりにしなければいけない

「片付けをしなさい」と怒られる

 

このような経験が積み重なると

「片付け」への拒否感が生まれてしまいます。

 

 

片付け」が「楽しいもの」である必要があります。

 

「これはどこかな〜」とゲーム感覚で行うなど、楽しく片付けをすること、

また、片付けられた時に「できた」と達成感を感じられることが大切です。

 

 

 

片付けは何歳から始める?

 

 

片付けは、何歳から始めればいいのでしょうか?

 

前項でお話ししたように、片付けはなかなか難易度が高いのです。

 

1歳や2歳の子どもに「片付けなさい」と言っても、まず無理でしょう。

 

 

子どもが、その段階になっていないのに、「片付けさせる」ことは

「片付け」 = 「イヤなこと」 になってしまう危険があります。

 

年齢や、その子の発達に合わせて、無理なく進めていきましょう。

 

次の項目「自分で片付ける子に育つ3つの方法」のなかで解説します。

 

 

自分で片付けられる子に育つ3つの方法とコツ

 

 

 

片付けの教え方とステップアップ方法

 

年齢にあった片付けの方法と、

片付けを行うステップアップ方法を説明します。

 

片付けのステップアップ

 

Step1 寝る前に片付けを行う

Step2 寝る前 + ご飯、お風呂、出かけるなどの活動前に行う

Step3 遊びを切り替える時に行う

 

 

年齢別の片付け方法と、ステップアップの取り入れ方

 

【1、2歳】

 

 

まだ、「片付け」を理解することは難しい年齢です。

 

基本的には、大人が片付けましょう。

 

その中で、子どもが大人のしていることに興味を持った時に

「ここに入れてね」と1、2個のおもちゃを渡してあげましょう。

 

入れられた時に「すごいね」「上手だね」「助かるな〜」「ありがとう」などの言葉で

「楽しいこと」だと感じられるようにしましょう。

 

2歳後半ころ、片付けを楽しんでいる様子があれば

「10やってみよう」とゲーム感覚でやってみてもいいでしょう。

数にも興味が出てくるので、楽しく取り組むことができます。

 

 

 

【3歳】

 

 

からだも、言葉も、遊び方も、

大きくなったと感じる年齢ですが、「片付け」を自主的に行うことはまだ難しいです。

 

大人と一緒に、「Step1」から始めてみましょう。

 

Step1 寝る前に片付けを行う

 

遊んでいる時には、

常に子どもは「楽しいこと」「面白い」ことを求めて活動しています。

 

夢中になっていることを中断、終了して取り組むこと難しい年齢です。

 

遊びの中にいる時は、片付けを無理強いせず、

おもちゃがたくさん出すぎている時には、

ササっと大人が使っていないところ片付ける程度にしましょう。

(使っていないように見えても、子どもにとっては「使っている」こともあるので注意!)

 

まずは、

Step1 寝る前に片付けを行う

 

寝る前に「おもちゃさんも寝るんだって」などの声かけで、

おもちゃをおもちゃのお家(おもちゃ箱)に返してあげましょう。

 

「おやすみ」など、おもちゃに声をかけながら、おもちゃを戻していきましょう。

 

子どもは、1個からはじめ

イヤにならない程度に、少しずつ数を増やしていきましょう。

(大人がほとんど片付けてしまってOKです)

 

おもちゃがお家(おもちゃ箱)に帰ったら、

「また明日遊ぼうね」

「明日もいっぱい遊べるね」

など、明日への期待を持てるように声をかけてあげるといいでしょう。

 

 

【4、5歳〜】

 

 

「Step1」を十分に行い、習慣化できたら「Step2」に進んでみましょう。

 

Step1 寝る前に片付けを行う

Step2 寝る前 + ご飯、お風呂、出かけるなどの活動前に行う

 

寝る前の片付けが習慣になったら、ご飯の前やお風呂に入る前、出かける前など

生活の活動の区切りの時に片付けをしましょう。

 

いきなり子どもだけでやらせるのはやめましょう。

大人と一緒に取り組みましょう。

 

子どもが片付ける数は、

子どもの様子を見ながら少しずつ、無理のないように増やしていきましょう。

 

 

片付けが終わったら

「きれいになって気持ち良いね。」

など、片付けをするとスッキリすることをさりげなく伝えていきましょう。

 

 

「Step2」も習慣になったら、いよいよ「Step3」です。

 

「Step2」が習慣になった子は、片付けの仕方がだいぶ上手になったはずです。

また、「片付けをする意味」も少し理解できているかと思います。

 

「Step3」に進む目安として、

 

遊びが次々と切り替わることが少なくなり、

1つの遊びをじっくり楽しめるようになってきていることもポイントです。

 

これらの条件が揃っていたら「Step3」に進んでみましょう。

 

1つの遊びをじっくり楽しめるようになったので、

その遊びが終わる時は、「満足した時」です。

そのタイミングを見逃さず、声をかけましょう。

 

次の遊びが始まってしまうと、遊びを中断することになってしまうので、

タイミングが重要です。

 

「楽しかった」と達成感を感じながら、

次の遊びに移る準備として「片付け」を行います。

 

片付けをして、部屋が広くなったら

次の遊びにもじっくりと、集中して取り組むことができます。

 

 

この時期になると、

大人の手助けがなくても片付けられるようになっている子も多いかもしれません。

 

ただ、じっくりと長い時間遊んだので、おもちゃの数が多い場合もあります。

一人で片付けるのが大変そうな時には、様子を見ながら手伝ってあげると良いでしょう。

 

 

 

片付けやすい部屋づくり、片付け環境の工夫

 

 

前項「子どもが片付けをしない3つの理由」の「片付けの仕組み・環境が整っていない」

でも触れましたが、

 

子どもが片付けをしやすい環境とは

 

  1. おもちゃの片付け場所がはっきりしていて、分かりやすいこと
  2. 簡単にできること

の2点です。

 

「やろう」と思ったときにすぐ「できる」状態でなくてはなりません。

 

その為には、以下のポイントを抑えましょう

 

ポイント

  • おもちゃの片付け場所が明確である
  • おもちゃを入れるカゴはフタなしのもの
  • 分類が細かすぎない
  • ザザーっと入れられる(並べて入れるなど複雑でない)

 

では、実際にどのように片付けがしやすい環境を作っていけば良いでしょうか。

 

 

1.片付け場所の明確化

おもちゃを分類し、分類ごとにカゴなどのおもちゃ箱に収納しましょう。

分類が細かすぎると、難しくなってしまうので

ザックリと、

ブロック、でんしゃ、ままごと、などに分けるといいでしょう。

 

そして、おもちゃの箱にこの箱には何を入れるかが一目でわかるように

写真かイラストを貼りましょう。

 

 

2.片付けの工程の簡略化

 

分類ごとのおもちゃ箱(カゴ)に、「入れるだけ」にしましょう

ブロックのカゴには、ブロックをザザっと入れられるようにしましょう。

 

赤いブロックはこっち、青いブロックはこっちなど、分類が細かすぎると疲れてしまいます。

こだわって入れたいという子ならいいですが、

片付けを身につけていくためには、ここは少しゆるくいきましょう。

 

 

おもちゃの箱(カゴ)を棚などに収納する際は、

カゴごと動かせるようにしましょう。

 

おもちゃの箱(カゴ)が棚に固定されていると、

何度もおもちゃを持って往復しなければならず、

あそびづらく、片付けしにくくなります。

 

 

3.遊びの保障

 

ブロックで大作ができた時、

ハウスを使った人形遊びなどで、家のレイアウトが完成した時など、

 

子どもには、遊びを「とっておきたい」ことがあります。

 

せっかく作ったものを「壊す」片付けはイヤですよね。

 

「とっておきたい」時にとっておける場所を用意しておくといいでしょう。

棚の上などをディスプレイスペースとするといいかと思います。

 

 

しばらく飾っておいたり、次に遊ぶ時にその「つづき」から遊んだりすることができます。

 

子ども自身が満足したり、違うものを作りたくなった時に片付けましょう。

 

片付ける前に、写真を撮ってあげるのもおすすめです。

写真なら、かさばることなく撮っておけますし、成長の様子も分かります。

作品帳にしてあげても喜ぶでしょう。

 

 

おもちゃ自体を、ディスプレイ収納するのもおすすめです。

コレクションしたい電車や車、人形などは飾りながら収納すると、

子どもも喜んで片付けることができます。

 

 

片付けへの関わり方・魔法の声かけ

 

 

ここまで、解説してきたように

子どもが片付けをできるようになるには、

結構大きくなってから、しかも、しっかりとステップをふんでいくことが大切です。

 

 

つまり、「片付けしなさい」と何度声をかけても、イライラして怒っても

あまり、意味がないんですよね。

 

子どもも大人もストレスが溜まってしまいます。

 

ついつい、

「片付けないなら、おもちゃ捨てるよ」

なんて言ってしまっていた方もいたのではないでしょうか。

 

 

 

子どもが片付けをしない理由、片付けができるようになる手順、片付けの教え方を

理解し、適切に関わっていけば

子どもは、確実に片付けが上手になっていきます。

 

 

ポイントは、焦らず、ゆっくりと、無理なく進めることです。

 

 

片付けの仕方が身につくまでは、

9割大人が片付けをして、子どもは1割のスタンスでいきましょう。

 

「なんでうちの子は片付けられないの」とイライラするより

「今はこの段階なんだ」と理解してゆったり関わる方が、

大人も心に余裕を持って過ごせるのではないでしょうか。

 

「片付け」 = 「おわり」ではなく

「おもちゃをお家に返してあげる」という気持ちで声をかけてあげると、

片付けへの拒否感を持つことなく、片付けの大切さを感じることができます。

 

部屋をきれいにすることは、また、たくさん遊ぶための準備です。

「片付け」を肯定的に感じることができるよう、意識していくと

 

子どもも「片付け」を自然と行うようになっていきますよ。

 

まとめ:子どもが自分で片付ける子になる方法

 

 

 

では、子どもが片付けをするようになる方法を振り返ってみましょう。

 

子どもが片付けをしない理由は3つ

  1. 片付けをする意味を理解していない
  2. 片付けのしくみ・環境が整っていない
  3. 片付けが楽しくない

 

子どもが片付けるようになる方法3つ

  1. 片付けの仕方をステップアップで身につける
  2. 片付けしやすいしくみ・環境を整える
  3. 適切な関わりと、声かけで片付けを見守る

 

 

遠回りな方法に思えるかもしれませんが、

「片付けのしかた」をしっかり学ぶことで、片付け上手な子にしてあげましょう。

 

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